簿記3級に合格するまでに僕がやってきた勉強法【3回目で合格した体験談】
こんにちは、じゅんです!
自分のことで恐縮ですが、この度簿記三級に合格することができました!
4月から勉強を始めて、5月に1回受けて20点、6月の最初に2回目を受けて64点。
そして3度目の正直で75点で合格することができました。
「3回目も落ちたらもう諦めようかなぁ」と思っていたところだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
そこでこの記事では、簿記三級に合格するために僕がやってきた勉強方法をご紹介していきます。
簿記三級は難易度こそ高くない資格ですが、きちんと対策をしないと僕みたいに2回も落ちることになります。
もし簿記三級を受けようと考えている人がいれば、この記事を参考にしてみてくださいね。
簿記三級に合格するまでにやった3つの勉強サイクル
僕が3回目で簿記三級に合格するまでにやってきたことは
- 参考書を読む
- 問題を解きまくる
- 分からない部分、苦手な部分はYouTubeでチェック
この3つです。
この3つを繰り返していったことで点数を伸ばすことができました。
参考書を読む
僕が選んだ参考書はこちらです。
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この本は簿記についてまったく知らない人や本を読むのが苦手な人向けの参考書といっていいでしょう。
というのもページを開くと、中身は文字が少なくシンプルな構造で作られているからです。
特にこの参考書は最初、漢字にふりがなを振ってくれているので初心者の僕でも簡単に理解することができました。
例えば借方であれば、僕はずっと「しゃくほう」と呼んでいましたが、正しくは「かりかた」です。
このように正しい読み方を知ることができるので、他の問題集の解説を読んでも理解できるようになります。
なので僕はこの参考書が一番ピッタリだと思って購入しました。
この参考書を買った後は、とりあえず1周することを意識して勉強をし始めました。
途中で「ん?これってどういうことだ?」と思っても、3割ぐらい理解できていれば次のページに進むようにしていました。
最初のうちは分からなくて当然なので、どんどん先を読んでいくことをおすすめします。
先を読んでいった結果、分からなかった部分が点と点で結ばれて結果的に理解につながる可能性もあります。
なのでまずは参考書を1周することを意識して勉強してみましょう。
問題を解きまくる
簿記ではとにかく問題集を解きまくることが重要になっていきます。
特に仕訳の問題は、全ての問題で必要なものになるのでできれば毎日仕訳の問題はやるべきです。
簿記三級の第1問は仕訳に関する問題で、配点が45点と高い数値になっています。
なのでこの第1問で満点を取れるようにしておけば、2問目3問目で苦手な問題が出てもカバーすることができます。
また2問目3問目も、仕訳がきちんとできていなければできない問題ばかりなので、仕訳を一番勉強に費やした方がいいです。
僕が問題を解きまくるのに使ってきた問題集はこちらです。
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分からない部分、苦手な部分はYouTubeでチェック
簿記三級を勉強していると、苦手な部分や得意な部分が分かるようになってきます。
苦手な部分が分かったらその部分を、YouTubeの解説動画をみましょう。
僕は「ふくしままさゆき」さんの動画を見て勉強していました。
特に僕は、費用の繰延べや繰越が参考書を読んでも全くできなかったのでYouTubeで学習するようにしました。
ふくしままさゆきさんの動画は、分かりやすいだけでなく時にジョークを言ったりするので楽しく学べるおすすめの方です。
僕も見てて思わず「クスッ」と笑ってしまう場面があって、楽しく学習することができました。
僕が2回も簿記三級に落ちてしまった原因
なぜ僕が2回も簿記三級に落ちてしまったのか、その原因を調べてみると「苦手分野をそのままにしてしまっていた」という点につきます。
はっきりいって僕は、精算表や貸借対照表、損益計算書を作る問題が苦手でした。
決算整理仕訳といわれても「決算ってなんぞや?」なんて思っていたし、仕訳はいっぱい勉強したら大丈夫だろと思っていました。
でも現実はそんなに甘くありませんでした。
確かに仕訳をできるようになるのは簿記三級を攻略するのに必須ですが、それが全てではありません。
言うなれば仕訳は簿記の基本的なものであり、できて当たり前なのです。
僕の場合、仕訳まではほぼ完璧にできていたのですが、その仕訳をどうやって貸借対照表、損益計算書に移していくかまでを勉強していなかったのです。
このように僕は苦手な部分をそのままにしてしまったことで、大きな点数を逃し不合格になってしまったのです。
なので合格をしたいのであれば、苦手分野を後回しにせずきちんと対策することです。
もし買った参考書で分かりにくければ、別の参考書を検討してみたり、YouTubeの解説動画でみると理解できるようになるかもしれません。
苦手だからといって諦めずに対策するようにしましょう。
勉強のコツはとにかく手を動かすこと
簿記三級の勉強のコツは、とにかくペンを走らせて問題を解きまくることです。
頭の中で問題を解くのもいいですが、手を動かして解くことで記憶力が定着しやすくなります。
なので参考書を1周したら、とりあえず問題を解き始めてみましょう。
そして間違えた問題があったら、参考書を見返す。このぐらいでOKです。
参考書を読むことであるインプットの時間を費やしてしまうと、問題を解く時間であるアウトプット時間が少なくなってしまうので注意です。
インプットとアウトプットは「3:7」の割合で行うと、勉強効率がアップすると言われています。
「インプットが3に対してアウトプットが7」。これが記憶をもっとも効率化する比率。つまり、学びのスタイルを、インプット中心のものからアウトプット中心のものにしなければならないということです。
アウトプットは問題を解く、書く、話す、教えるといった行動のことを指します。
なので問題を書きながら解くことでより効率的な勉強をすることができるのです。
僕は毎日のようにノートに問題を解くための計算や仕訳を書きまくっていました。
そのおかげで苦手だった分野でも、どうにか8割ぐらいの理解度で解けるようになりました。
まとめ:簿記はアウトプット
まとめです。
- 参考書を読む
- 問題を解きまくる
- 分からない部分、苦手な部分はYouTubeでチェック
簿記三級はネット試験であれば、いつでも受けることが可能です。
だからといって中途半端な勉強で望んでしまうと、僕みたいに3回も受ける羽目になってしまいます。笑
受験費用も約4,000円なのでそこまで高くはありませんが、僕の場合3回受けたので12,000円で結構財布が痛かったです。
なので費用を安く済ませるためにも、効率よく合格するためにも簿記三級の対策はきちんとしてから臨むようにしましょう。
もし「他の資格も取ってみたい」という社会人の方はこちらの記事をどうぞ!
社会人で持っておくと便利な4つの資格【勉強方法も合わせて解説】
ということで今回は「簿記3級に合格するまでに僕がやってきた勉強法」を紹介しました。
目指せ、一発合格!!!