転職すべきか残るべきか迷った時にする3つの質問【判断基準を紹介】
「転職すべきか残るべきか迷っているけど、どっちがいいんだろ・・」会社員の方であれば、1度は同じような悩みを抱えたことあるのではないでしょうか？
おそらくこのような悩みを抱えている人は「転職することで今の会社の不満を解消したいけど、転職して失敗したらどうしよう・・」と思っていることでしょう。
僕も新卒で入社した会社を辞めて転職しようと思った時は、同じようなことを考えていました。
転職すべきか今の会社に残るべきかは、あなたの今の状況によって大きく変わっていきます。
そこでこの記事では「転職すべきか残るべきか迷った時にする3つの質問」をご紹介していきます。
この3つの質問に自分の本音で答えていくことで、自分が今転職すべきかどうかが明確になっていきます。
では、早速内容にいきましょう。
転職すべきか残るべきか迷った時にする3つの質問
転職すべきか迷ったらこれから紹介する3つの質問を自分に問いかけてみて、どのような回答になるかチェックしていきましょう。
Q１：転職をすることで今の不満が解決できるのか？
今の会社にどのような不満を感じていて、転職したいのかを考えましょう。
- 「人間関係がめんどくさい・・」
- 「学べるスキルが身につかない仕事をしている・・」
- 「環境がブラックすぎて今すぐにでも辞めたい・・」
このように人によって今の会社に持っている不満は異なります。
まずは現状抱えている会社への不満を洗い出しましょう。
不満だけでなく、自分が転職したい理由も書き出すといいでしょう。
不満や転職したい理由によっては、あなたが転職すべきか会社に残るべきかが分かるようになります。
例えば「人間関係がつらいから転職をしたい」と思った人には、転職はするべきではありません。
なぜなら人間関係はどの仕事でも必要になってくることですし、会社員は自分とは合わない人とでも仕事をしなければいけないからです。
「自分と合わない人からパワハラ、セクハラを受けている」というのであれば、我慢せず上司に相談するようにしましょう。相談しても改善しないようであれば、転職してもいいと思います。
このように自分が転職したい理由を洗い出すことで「今の自分の不満が改善するかどうか」が分かるようになっていきます。
転職をすれば今の会社の不満が全て解消するとは限りません。
同じような不満が次の会社でも続くかもしれませんし、むしろもっと悪い環境で働くことになるかもしれません。
転職はあくまでも1つの手段に過ぎません。自分にとって今転職という行動が必要かどうか見直してみましょう。
Q２：今いる会社でその不満が解消できないのか？
今いる会社でその不満が解消できるかどうかを今一度確認してみましょう。
例えば年収を少しでもアップさせたい方であれば、資格を取ることで手当が貰える制度を上手く利用するとか副業を許可してくれるように動いてみるとかですね。
まずは自分が動くことで、今の会社の不満を改善できるかどうかをチェックしましょう。
もし資格を取っても手当がもらえなかったり、副業を許可してくれなかった場合には転職を検討してもいいでしょう。
資格を取ったら手当がもらえるように会社に主張するのもいいですが、大抵の場合それは上手くいきません。
会社側を変えるのは難しいので、それよりも転職して自分を変える方がよっぽど簡単です。
なのでまずは不満が会社に相談することで改善するようなものかを確認しましょう。
自分から動くことで、何かしら会社が変わったり対応してくれるようであれば転職は一旦保留にしておく方が賢明かもしれません。
Q３：今働いていて一番充実している時か？
「今が働いていて一番楽しい！充実している！」ような人にとっては転職はいいタイミングです。
「え、今が楽しいのであれば辞めるべきではないんじゃないの？」と思う方も多いでしょう。
ですが今一番仕事を楽しんでいる状態の人の方が転職がうまくいく確率がアップします。
その理由は採用側の視点で見てみると、ネガティブな理由で退職した人よりポジティブな人の方が採用されやすいからです。
まぁ普通に考えてみれば「確かに」と思うはずです。
「人間関係が上手くいかずに辞めました」と話す人よりも
「前職は人間関係に恵まれ楽しく仕事ができました。その状態で転職する理由としては、新たな環境でチャレンジしてみたいという気持ちがあったからです。」
という人の方が好印象を持たれるのは言うまでもありません。
もちろん今の仕事が充実しているという理由で会社に居続けても問題ありません。
ただ1つだけ知っておいてほしいのが、今の仕事が充実しているということは転職も視野に入れられるということです。
常に転職活動が向いているという立場にあれば、今の会社で何があってもすぐに動けるという保証があるので安心できます。
今の会社が楽しくなく、ネガティブな気持ちで転職したいと思っている方であれば転職はおすすめできません。
もちろん「どうしても今の職場の悩みを改善したい！」という気持ちで転職をすることは問題ありません。
もしかしたら自分にとってピッタリな会社が見つかるかもしれません。
ここではあくまでも、ネガティブな気持ちで転職してしまうと「思っていた会社と違った」というミスマッチが起こる確率が高いということを言っています。
自分にピッタリな会社を見つける確率をアップさせる方法として考えるべきポイントが「今が働いていて一番楽しい！充実している！」ということです。
もし今の仕事がつまらないと感じている人は、以下の記事をどうぞ！
転職すべきか迷ったらとりあえず転職活動から始めよう
「本当に自分なんかが転職なんてしていいのだろうか？」と転職することにネガティブな気持ちを持っている人はまず転職活動から始めてみてはいかがでしょうか？
転職活動は一言で言ってもやることはたくさんあります。
- 自己分析
- 企業分析
- 履歴書の作成
- 面接対策
- 市場価値の把握
などなど様々です。
実際に転職したい会社を選ぶのではなく、まずは自分の今のスキルや実績が市場にどれくらいの価値があるのかを把握するだけでも転職活動となります。
会社の求人票を見たり、転職エージェントに相談したりすることで自分が今どのくらいの価値を持っているのかを判断できます。
判断してみてもし「自分にはまだ市場で求められるスキルも実績もなかった・・」と分かれば、転職を辞めればOKです。今いる会社で資格を取ったりしてスキルを高めましょう。
このように転職活動は面接や選考を受けるだけでなく、自分の市場価値を判断するために便利なものです。
仮に転職をしないという判断になっても、それはそれでOKです。
転職サイトやエージェントを上手く使いこなして、転職すべきかどうかを判断しましょう。
まとめ：まずは自分に質問してみて転職すべきか判断しよう
まとめると「転職すべきか残るべきか迷った時にする3つの質問」はこの3つです。
- 転職をすることで今の不満が解決できるのか？
- 今いる会社でその不満が解消できないのか？
- 今働いていて一番充実している時か？
転職はあなたの人生にとって大きなことでもあります。
ぜひ適当な気持ちで臨まずに、納得のいく転職活動をしていってください。
もし今の時点では転職をしないであっても、転職活動をしておくことで今後転職する時の役に立ちます。
ということでこの記事では「転職すべきか残るべきか迷った時にする3つの質問」をご紹介しました。