転職先が全然決まらない5つの原因【決まらなくても焦っちゃダメです】
- 「転職活動を続けているんだけど、全然決まらないんだけど・・」
- 「全然決まらないどころか、内定すら貰えない状況なんだけどどうしたら・・」
転職活動をしているとこのような状態になる人は少なくありません。
転職先がなかなか決まらないのは「自分は社会に必要とされていないんじゃ?」と不安になってしまいますよね。
ましてや既に前の会社を退職した状態であれば、内定が一つも出ないことに焦りを感じてしまうでしょう。
実は僕も転職活動をしている時に同じような状況でした。
僕の場合は面接までは選考は進むんだけど、それ以降進むことができず内定を1つも貰えない状況が続きました。
でもなんだかんだ内定をもらうことができたので、この記事では僕なりの「転職先が全然決まらない5つの原因」をご紹介していきます。
では、早速内容にいきましょう!
転職先が全然決まらない5つの原因
まず結論からですが、転職先が全然決まらない5つの原因は
- 自己分析が足りない
- そもそも会社の応募数が少ない
- 転職の軸が定まっていない
- 面接対策ができていない
- 会社と自分という人材がマッチしていない
です。1つずつ詳しく解説していきますね。
自己分析が足りない
自己分析はざっくりいうと「自分がどんな人間なのか?」ということを企業に伝えるために行うものです。
自分の長所、実績、人柄、働く上での考え方などなど自分のことについて分析していくのが自己分析です。
転職先が全然決まらない原因の一つが自己分析が足りていないことです。
例えば自分の長所が「気配りができる」と言った場合、面接で必要以上に喋ってしまうと面接官から「本当に気配りが強みなの?」と思われてしまいます。
このように自分では気配りが長所だと思っていても、客観的にみるとそうでもないことがよくあります。
そのため自分の長所を相手から見てもらうことは非常に大切です。
友達や家族とか、バイトの仲間とかに「自分の長所は何だと思う?」と聞くようにしましょう。
自己分析は自分だけで考えるのではなく、周りの意見も取り入れて分析することでより自分を理解することができるようになります。
そもそも会社の応募数が少ない
もしかしたらそもそも会社の応募数が少ないことが転職先が決まらない原因なのかもしれません。
転職活動を行っている人の平均応募数は「約20社」と言われています。
dodaを利用して転職をかなえた人が、転職活動を始めてから内定までに応募した求人の数は平均して19.4社(※)。全体のうち、82.9%の人が2社以上の企業に応募していました。さらに47.8%の人の応募社数は11社以上で、転職成功者の多くが積極的に求人応募を行うことで、内定を手にしているという実態が明らかになりました。
もし3社とか5社といった企業数だと、そもそもの母数が少ないのが原因かもしれません。
企業に応募するとまず書類選考を受けることになります。
書類選考が通る確率は30〜50%と言われています。
そこから1次面接→2次面接→内定というステップで進むので、かなり企業数は絞られていきます。
例えば20社に応募したとすると、書類選考で10社になって、1次面接で5社になって、最終面接で3社になって、内定をもらうのでは1社か2社のパターンがほとんどです。
ちなみに僕が転職活動をしたときは「約40社」応募していました。(今思うとやりすぎました。笑)
転職の軸が定まっていない
転職するにあって自分が叶えたい働き方を軸と呼びます。
- 「給料をアップさせたい」
- 「スキルをもっと身につけたい」
- 「残業や休日出勤がないような場所で働きたい」
というような自分なりの転職軸がきちんと定まってないと、転職活動は上手くいきません。
転職軸が決まっていないと、志望理由もキャリアビジョンも話すことができなくなってしまうからです。
転職軸が決まっていれば、面接で色んな質問を聞かれたとしても軸を元に話すことができます。
そのため軸がきちんと決めていない人は、まず転職の軸を自分なりに作ることから始めていきましょう。
別記事にて転職軸について解説しているので気になる方はぜひどうぞ!
転職の軸はどうやって決めればいいの?【軸を決める3つの方法を教えます】
面接対策ができていない
- 「このような質問がきたらどのように答えればいいのか?」
- 「話を聞く際はどのような態度で臨めばいいのか?」
- 「聞かれた質問に対して、しっかりとした回答になっているか?」
などなど面接では色んな対策が必要になってきます。
これらを少しずつ準備しておくのと、準備せずにぶっつけ本番でいくのとでは結果は大きく変わります。
とは言ってもいくら面接の練習をこなしていても、実際の面接を経験してみないことには何も始まりませんし、何も得ることはできません。
なので僕がおすすめするのは、面接に進んだ企業であまり希望しない場所であっても練習の場として面接を受けてみるということです。
ぶっちゃけ言ってしまえば、面接は慣れによるところが多いです。
どんなに緊張しやすい人でも、何回も面接を受けていればいつかは慣れてくるものです。
慣れてしまえば、最初はぎこちない様子でコミュニケーションを取っていたのが、スラスラ話せるようになったり、相手の話を聞く余裕ができたりとメリットは大きいです。
なので面接の1番の対策は、どんどん面接を受けて慣れることです。
会社と自分という人材がマッチしていない
面接を受けている会社と自分の希望の働き方がマッチしていないと、どんなに優秀だと判断されても内定をもらうことができません。
例えば受ける会社がチームで仕事を進めるような会社で、自分は個人でやることを希望する場合にはマッチしていないですよね。
もし人材として色んなスキルを持っていて、実績が豊富だったとしても企業との考えや風土にマッチしていないと判断されてしまうと内定は出ないのです。
求人票や会社のホームページなどをよく調べて、この会社が求めている人材は自分とマッチしているか?をきちんと把握することが大事です。
転職先が全然決まらなくても焦ってはいけない
もし前職をすでに退職していて、次の転職先を決めないとお金が減っていってしまうというような状態の人でも決して焦ってはいけません。
焦ってどこでもいいから入社しようと考えてしまい、結果として自分には合わないような会社に就職してしまい、すぐに退職なんかをしてしまうと経歴に傷がついてしまいます。
できれば前職を続けながら転職活動を進めることをおすすめします。
前職をやりながら転職活動はスケジュール的にハードになってしまいますが、その分安心を手に入れることができます。
もし転職先がうまく決まらなかったとしても前職で働いているので、給料は減ることはありません。
それに転職先が決まらないということは自分のスキル不足ということも分かるので、これからどのように行動していけば転職できるのかが明確になっていきます。
まとめ:転職先は決まらないのはきちんと対策を行うこと
転職先が全然決まらないというのは、転職活動においての何らかの原因があるはずです。
この記事ではそんな原因をいくつか紹介していきましたが、人によっては他の原因もあると思います。
ぜひとも自分なりの原因を見つけてみて対策して転職活動を進めていくようにしましょう。
もし1人でうまく転職活動が進められないということであれば、転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。
ということでこの記事では「転職先が全然決まらない5つの原因」をご紹介しました。