初心者におすすめなIT資格ベスト5【未経験でITに入りたいならまずは資格を】
- 「IT業界に行ってみたい気持ちがあるんだけど、未経験だから就職できるか不安・・」
- 「何か取っておいた方がいい資格ってあるのかな?」
そんな悩みを持った方多いのではないでしょうか?
コロナやAIの技術がどんどん発達していっている影響で、IT業界は右肩上がりの需要となっております。
特に日本ではかなりITの人手不足が問題としてあり、未経験であっても採用してくれる企業はたくさんあります。
ですがいくら未経験でも「ITに入りたいですが、ITについて何も知りません!」じゃ採用されるのは難しいですよね。
そこでこの記事では「初心者におすすめのIT資格ベスト5」をご紹介していきます。
もちろん今回紹介する資格を取ることで必ずIT業界に就職できるとは限りませんが、選考の際に多少なりともアピールにつながります。
もし資格が取れなかったとしても、ある程度の知識は身につくので無駄にはなりません。
ということで早速内容にいきましょう!
初心者におすすめなIT資格ベスト5
結論から言いますと、初心者におすすめなIT資格ベスト5は
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- AWS認定資格
- LPIC(レベル1)
- MOS
になります。1つずつ詳しく解説していきますね。
第1位:ITパスポート
ITパスポートとは、ITの基本的な知識を持っていることを証明する資格です。「iパス」とも言われたりします。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
この資格の一番のメリットとしては、試験が他と比べて比較的優しめという点です。
ITパスポートの毎回の合格率を見てみると、約50%以上と半分以上が合格できる数値となっております。
実際に僕もIT業界に入社する前にITパスポート試験を受けたのですが、一発で合格することができました。
やったこととしましてはITパスポートの参考書と「ping t」と呼ばれる過去問サイトを解きまくっただけです。
1ヶ月もかからずに取得できたので、時間に余裕がある方は2週間ぐらいで取れるのではないかなと思います。
僕が使ってきた参考書と過去問である「ping t」の過去問サイトはこちらです。
【ITパスポート参考書】
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【ping t】
第2位:基本情報技術者
基本情報技術者とは、ITエンジニアが共通して理解しておくべき知識が身に付く資格でITパスポートがさらにレベルアップしたものとイメージしていただければOKです。
基本情報試験となると、午前問題と午後問題に分かれておりそれぞれ6割以上の正答率で合格できるような仕組みになっております。
合格率は2〜3割とかなり低いので、6ヶ月ぐらい前からコツコツ準備をしておくことが大事になります。
この基本情報の資格を取得すると、未経験であればかなり重宝される人材になれるでしょう。
もちろん経験者であっても重宝されやすいですが、未経験だと印象が強く残りやすいので可能であればぜひ取得したい資格です。
第3位:AWS認定資格
最近「AWSがどうたらこうたら」というような声をよく聞きませんか?
よく耳にするけど「AWSってそもそも何?Amazonの何かは知っているけど、それ以上は何も知らない」という方も多いです。
AWSとは「アマゾンウェブサービス」の略でAmazonが提供しているクラウドサービスのことを言います。
クラウドというのは、ネットワークを使ってサービスを使いたい分だけ使える考え方のことです。
例えばサーバを構築しようということになれば、普通はハードウェアを用意したり、サーバを保管しておく場所を確保する必要があります。
しかしクラウドではそのような準備は必要なく、登録するだけで簡単にサーバを構築することができるのです。
これはAmazon側に使うユーザーにあったサーバが用意されているためです。
なのでサーバを利用したかったり、サーバのメンテナンスをしたかったりする場合はAmazonにアクセスすることで簡単に利用できるのです。
このAWSは今後需要が大きく伸びていく分野になります。
他にもクラウド環境はAzuruなどがありますが、ここでは一番需要を秘めているAWSについての資格取得を目指しましょう。
AWSの資格は
- 基礎レベル
- アソシエイトレベル
- プロフェッショナルレベル
- 専門知識レベル
というレベルごとに試験が用意されており、初心者であればまず基礎レベルを目指しましょう。
AWSやAzuruといったクラウドサービスは今後必須になること間違いなしなので、それに関連する資格を持っておくのは有利になる可能性があります。
第4位:LPIC(レベル1)
LPIC(エルピック)は、LinuxというOSの基本操作や技術を持っていることを証明する資格です。
Linuxというと馴染みがないと思いますが、私たちが普段パソコンを起動して使っているパソコンはWindowsやMacが多いと思います。
その中の1つがLinuxだとイメージしていただければいいでしょう。
一番の違いとしては、WindowsやMacOSがGUIベースというものに対して、LinuxはGUIもCUIもベースとしてある点です。
GUIベースとはパソコンを操作するときは、マウスを使ってダブルクリックしたりすることができるものです。
一方CUIベースはマウスを一切使わずに、コマンドだけを打って操作するものとなっております。
よく映画やドラマでハッカーが黒い画面にひたすらタイピングをしている画面を見たことはありませんか?
それがいわゆるCUIベースです。
LinuxではこのCUIベースを基本としており、LPICという試験ではそれを元に問題が出題されます。
このLPICの知識はインフラエンジニアにとって、必要な知識が詰まったものでありますので、インフラエンジニアを目指す方はおすすめの資格です。
僕が使っている参考書等はこちらです。
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第5位:MOS
MOSとは「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」の略で、WordやExcel、パワーポイントなどが使えることを証明する資格です。
こちらはハッキリ言って資格を取ることで、就職に有利になるものではないですが勉強する内容は今後の仕事で大きく活かすことができます。
というのも仕事の多くはExcelはWordを使うことが非常に多いです。
特にITはペーパーレス化が進んでいるので、ExcelはWordを使って資料作成をすることがかなり多いです。
なので基礎的な操作を身につけるために、MOSの勉強をするという目的が一番かなと個人的に思っています。
もちろん興味があれば、資格を取得してもらっても全然OKです。
まとめ:資格を取得して未経験でも採用してもらえるアピールをしよう
最初にも言いましたが、資格はあくまでも「自分にはこれだけのIT知識を持ってますよ」というアピールにしかなりません。
なので資格を持っているからといって、必ず採用されるとは限りません。ただ資格を持っていない人に比べて有利になることは間違いありません。
資格を取得して有利な状態でスタートして、あとは人柄が評価されれば未経験でもIT業界に入ることができるでしょう。
ということでこの記事では「初心者におすすめなIT資格ベスト5」について紹介していきました。