効率の良い読書をするための4STEP【苦手な人でもOK】
読書をする時ってただ1ページ目から目を通してはいませんか?実はその読書のやり方はちょっと効率的とは言えません。
小説であれば1ページ目から読んでも、問題ないのですが仕事に役立つノウハウ本などはそういった本の読み方は非効率です。
もし1ページ目から読んでしまうと、頭に入らずに読んだ次の日には「あれ、あの本ってどんな内容だったっけ?」というようなことになってしまいます。
なぜかというと1ページ目から読むというのは、まるで本に従っているような受け身の姿勢でいるということになるからです。
受け身の姿勢で本を読むと、読んだ内容をすぐに忘れてしまいがちになります。
それだとせっかく時間をかけて読んだのに無駄になってしまうのでもったいないですよね?
そこでこの記事ではより「効率的な読書法を4STEP」に分けてご紹介していきます。
「本の内容をしっかりと理解して、他の本もできるだけ多く読みたい」そう感じている方には、ピッタリの記事となっていますので是非ご覧ください。
効率の良い読書法4STEP
冒頭にて1ページ目から読もうとする人は、本の内容が頭に入らないということを言いました。
その原因は受け身の姿勢でいることでした。
ということは受け身ではなく、能動的に本を読むようにすれば頭に残るような読書ができるということです。
能動的というのは自分から行動を起こすことを意味します。
[形動]自分から他へはたらきかけるさま。「―な人」「―に振る舞う」
つまり本に案内されるように1ページ目からめくるのではなく、自分の知りたい情報だけ読むことでより読書効率がアップします。
ここではより効果のある読書をするための4STEPをご紹介します。
①読みたい部分だけを読む
まず本を手に取ったら見るべきポイントは「目次」です。
目次にはその本のページごとにどんなことが書かれているかが具体的になっています。言うなれば本の中の「地図」です。
この目次を見て「自分が知りたいなぁ」と思った部分はペンでチェックを入れるようにしましょう。
こうすることで必要な情報だけに絞って読書をすることができます。
例えば「朝活ができるようになる習慣」の本を読むことになったとしましょう。
あなたはもう朝活を行うメリットは十分理解しています。知りたいのはどうしたら朝活が習慣になるのか?そのノウハウです。
そこで目次を開いてみて「朝活をする3つのメリット」と書かれたページを読むでしょうか?読まないと思います。
このように自分が不要だと思う情報を削っていくことで、本当に自分が知りたい情報だけに精神を集中させることができます。
なのでまずは目次を見て、自分が知りたい情報だけに絞るというのは記憶に残る読書法としておすすめなのです。
もし今でも1ページ目から読み始めてしまう人がいれば、今すぐにやめて目次から読むようにしましょう。
②本を読みながら線を引く
自分に必要な情報を目次からピックアップしたら、早速読み始めましょう。
この読んでいる時におすすめなのが「参考になった」部分はペンで線を引くことです。
線を引くことで受け身の姿勢であった読むという行動を、能動的に変化させることができます。
つまり線を引くという能動的な行動をすることで、より内容が記憶として定着しやすくなるのです。
特にペンの色にこだわる必要はありません。
自分の持っているペンを使って、参考になった部分に線を引いていきましょう。
③読み終わったら本の要約を書いてみる
本を読み終わったら、線を引いた部分を見返してでもいいので要約を書いていきましょう。
- 「この本はどんな内容の本なのか?」
- 「誰におすすめの本なのか?」
- 「この本を読むとどんなメリットがあるのか?」
を短い文章にまとめていきましょう。
特におすすめなのがTwitterで要約を発信するという方法です。
Twitterには、文字数制限がついているのでやっていくうちに本の内容をまとめる力がついてくるようになります。
さらにフォロワーの反応がよければ、質の良い要約ができたということになるので次の読書へのモチベーションも大きく変わっていきます。
他にも本を読んだ感想を家族や友人などに教えてあげるのもOKです。
大事なのは読んだ内容を外にアウトプットすることです。
アウトプットは読書のインプットよりも、記憶としての定着が段違いに変わります。
なので読んだ内容はどんどん教えてあげたり、発信していくようにしましょう。
④本の内容を実践する
先ほどアウトプットは記憶として定着しやすいというお話をしました。
そのためには人に話す、教えてあげる、発信するという行動がおすすめと言いました。
ですが一番のおすすめのアウトプット法は「本の内容を実践する」ということです。
例えば「残業しないための3つのコツ」という本を読んだとします。
そしたらその本に書いてある3つのコツを実際に、あなたの職場で試してみることです。
最初は本を読みながら実践していくのが一番ですが、慣れてくると本の内容が体に覚えてくるようになります。
そうなればもう本の内容を記憶したということになるので、どんどん自分の成長につながっていきます。
このように本の内容を実践していくことで、より記憶力が定着しやすくなるのです。
まとめ:本はただ読むだけじゃダメ!実践して始めて読書をしたと言える
まとめると効率の良い読書をするためには
- 読みたい部分だけを読む
- 参考になった部分は線を引きながら読む
- 本の要約を作ってみる
- 読んだ内容を実際に行動に移す
の4STEPが必要になっていきます。
読書は最も身近で安く済ませることができる自己投資です。
自分の成長のために効率よく本の内容を実践して、たくさんの本が読めるようになりましょう。
ということでこの記事では「効率の良い読書をするための4STEP」をご紹介しました。