転職は直接応募する方が有利なの?【転職エージェントとの違いを解説】
- 「転職って直接応募した方が印象に残って採用されやすいというのは本当？」
- 「転職エージェントを利用して応募した方がいいメリットは何か？」
- 「逆に直接応募するデメリットは何か？」
転職を検討している方の中には、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか？
確かに転職には、転職サイトを利用したり、直接応募したり、転職エージェントから紹介された会社に応募したりとやり方はたくさんあります。
それぞれの応募方法にはメリットデメリットがあり、自分に合った方法で応募することで転職が決まりやすくなります。
そこでこの記事では「直接応募する方と転職エージェントからの紹介で応募する方法」のそれぞれのメリットデメリットを紹介していきます。
もちろんどちらを選んでも正解不正解はありませんので、この記事で自分に合った方を選んでいきましょう。
それでは内容にいきましょう！
そもそも直接応募って？
直接応募というのは、その名の通り会社に電話したり、ホームページの採用ページから直接応募することを言います。
転職サイトやエージェントを一切経由せずに応募することになるので、面接の日時や年収の調整等など全てを自分でおこなう必要があります。
これが直接応募です。
直接応募する3つのメリット
直接応募することのメリットは大きく分けて3つあり
- 応募した時点で志望度が高いと評価してもらいやすくなる
- 採用コストが安く抑えることができる
- 全て自分のタイミングで調節することができる
これらになります。1つずつ解説していきます。
応募した時点で志望度が高いと評価してもらいやすくなる
基本的には転職する人のほとんどは、転職サイトや転職エージェントを経由して複数の会社に応募します。
そのため直接応募するような人はほとんどないため、直接応募した時点でめちゃくちゃ志望度が高い人がきたという認識を持ってもらえます。
もちろんそれだけで合否が判断されるわけではありませんが、少しでも有利な状態でスタートできることは確実です。
採用コストが安く抑えることができる
企業側には転職サイトやエージェントに求人票を載せるには、いくつかの費用がかかります。
例えば転職エージェントでは、転職が決まると採用した会社はお金の何割かを紹介料として転職エージェントに支払う必要があります。
つまり1人1人雇おうとすると、かなりの人件費がかかるのが転職市場なのです。
しかし直接応募であれば、どこかの会社に紹介料を払うことがないので採用コストをめちゃくちゃ安く抑えることができます。
全て自分のタイミングで調節することができる
直接応募となると、面接日時や年収の調整などなどあらゆることを全て自分で調節することになります。
この全て自分で調節することがめんどくさいと感じる人もいれば、自分のペースで転職活動が進められる方がいいという人もいます。
後者の人は直接応募することに向いていると言えるでしょう。
直接応募する3つのデメリット
逆に直接応募するデメリットは3つありまして
- 応募の幅が狭くなってしまう
- 自分で全てのスケジュールを調整しなくてはならない
- 転職についてのサポートが受けられない
です。
応募の幅が狭くなってしまう
直接応募になってしまうと、自分の知っている会社にだけ応募することになるので応募する会社数に限界がきます。
転職エージェントで相談すれば、もっと自分に合った会社を見つけ出して紹介してくれる可能性があるかもしれません。
そのようなことを考えると、直接応募だけに絞って転職活動をするのはもったいない気がしてしまいます。
なのでよほど「この会社じゃなきゃ嫌だ！！」と思うような会社でない限り、転職サイトやエージェントを使うことをおすすめします。
自分で全てのスケジュールを調整しなくてはならない
直接応募は何もサポートがない状態でやることになるので、面接のスケジュールや担当者とのやりとりなどを全て自分で管理する必要があります。
もし万が一、会社とトラブルを起こしてしまったとしても全て自分で対応しなければいけません。
自分のペースで転職活動を進められるのは、一種のメリットではありますがめんどくさがりな人からすればそれはデメリットしかありません。
転職についてのサポートが受けられない
全部自分でやることになる直接応募は、履歴書や面接対策、企業研究などを全て自分で行う必要があります。
転職エージェントではそのようなサポートを全て無料で行ってくれるので、初めて転職活動をする方にはかなりおすすめのサービスです。
なのでサポートを受けたいという方は「転職エージェント」
ある程度転職活動のやり方を理解されている方は「直接応募」が向いているのかもしれません。
転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントのメリットは「サポートが充実して転職活動を行える」点にあります。
転職エージェントは何より、転職活動における全てのことをサポートしてくれるサービスです。
- 履歴書の添削
- 自己PRの作り方
- 面接対策
- 企業の選び方
などなどいろんなことをサポートして二人三脚で進むことができるようになります。
そのためもし転職活動がうまくいかなかったり、壁にぶつかったとしてもいつでも担当者と相談することができるので安心して転職活動に専念することができます。
転職エージェントの会社によっては、内定をもらった会社に入社してからもサポートを行ってくれるエージェントもあります。
気になる方は僕が利用してきた3つのエージェントを紹介した記事「20代におすすめの転職エージェントBEST3【実際に僕が利用したエージェントです】」をどうぞ。
転職エージェントを利用するデメリット
担当者が自分と合わないとどうしても、思うような転職活動ができなくなってしまうのがデメリットの1つです。
逆に担当者がすごく自分と合っていて相談もしやすい人であれば、転職活動もスムーズに進むことができるようになります。
もし利用したエージェントで担当者が合わないと思ったのであれば、遠慮せずに担当者を変えてほしいという風に伝えるか、他のエージェントに変更しするようにしましょう。
無理に合わない担当者と転職活動を進めていても、思うように進まなかったり自分の理想とは異なった会社に転職してしまうこともありえるので、早急に対応すべきです。
まとめ：直接応募でも転職エージェントでも自分に合った方法を選ぼう
直接応募でも転職エージェントでも最終的に行動に移すのは「自分自身」です。
今回紹介したようなメリットデメリットを参考に、自分に合った選択をしていただければと思います。
ということでこの記事では「直接応募する方と転職エージェントからの紹介で応募する方法」について解説しました。